皆さんこんにちは、本日はパッシブデザインについてお話しをさせて頂きます。
私は、お客さんと一番初めにお話しをさせていただく時に、必ず大事になる住宅のデザインは３つありますとお伝えします。
まずは、暮らしのデザイン、見た目のデザイン、そしてパッシブデザインです。
その中でも今回は、パッシブデザインについてです。

太陽の光や風などの自然エネルギーを最大限に利用して、快適な住空間を創造する設計手法です。
エアコンなどの機械に頼らず、自然の力を利用して室内の温度や明るさを調節し、省エネルギー化を図ることを目指します。

断熱性能を高める事で、冬季の熱損失を制御し、夏季の熱の侵入を防ぎます、また気密性を高める事で、隙間による熱損失を抑えます。

夏は強い日差しを遮り、冬は温かい日差しを取り込むように窓の配置や開口部の設計を工夫します。

自然の風を室内に取り入れ、夏場の体感温度を下げる様に工夫します。

断熱性や調湿性の高い自然素材を積極的に利用し、室内の快適性を高めます。

地域の気候や風向きなどを考慮して、最適な設計を行います。

機械的な冷暖房設備に頼らずに快適な室内環境を保てるため、ランニングコストの削減につながる。

エネルギー消費を抑え、地域環境への負荷を減らすことができる。

断熱材や気密化工事などに費用がかかるため初期費用が高くなる場合がある。

パッシブデザインの設計には地域の気候風土や建物の構造に関する専門的な知識が必要。

周囲の環境や敷地の形状などによって、パッシブデザインの効果が影響を受ける場合がある。

パッシブ建築は、自然エネルギーを利用した設計手法を指す言葉で、パッシブハウスは、パッシブ建築の基準を満たした住宅の事です。パッシブハウスは、ドイツで考案されたもので厳しい省エネ基準を満たす必要があります。

30年、40年と長きに暮らして家だからこそ、パッシブ建築との考え方で快適で健康的な住環境を実現し、地球環境にも優しい、持続可能な住まいとして注目されていて、そういったお客様にレックハウスハウスは、選ばれているのだと思う。

これから上がり続ける光熱費を自然の力によって抑えていける家づくりができるのが建築家の「価値」だと思う。