3っ目の価値ー自社大工
私が実家の工務店に就職した当時は、自分たちで木材に墨出しをし、その木材を自分たちで一本、一本手刻みし組み立てていました。
その様な作業が当たり前だった時代から、プレカットと言われる機械加工が主流となり今ではかなり施工スピードが早くなり、作業も簡単になってきている。
その一方で、大工さんもただ住宅を組み立てればいいだけでなく、住宅に対しての知識も必要とされてきているのではないだろうか。
スピード、施工力、知識と色々大事になってきている中で、どんな大工さん施工してくれるのだろうか、この大工さんで大丈夫なのだろうかといつもドキドキしながら考えたくはないですよね。
そう言った職人の、施工力のバラツキや、スピードの違い、知識のズレを自社大工で施工することにより品質や工程のバラツキを解消することができている。
社員大工であることで毎現場同じスピード感で計算できる、さらに現場での仕上がりのバラツキを一定に保つのと、常に新しい知識を積むために2年に一度施工研修にいき勉強している。
このような事は外注の大工では難しいであろう。
現場で起こっていることは、現場で解決する。
そういった職人がいる事がレックハウスの強みになっている。
プランや意匠性だけでなく造りあげていく内容も大事ではないだろうか。
今の時代、丁寧に早く施工することは当たり前、時間をただかけて仕上げればいいものでもない、しっかりと決められた工期の中でいかに素晴らしいパフォーマンスをするかが今の大工さんに求められているのではないだろうか。
私も大工時代、現場でリアルにお客さんが喜んでくれていたことが毎日のモチベーションになっていたのだと今では思う。
誰に造ってもらうかも大事ではないだろうか。自分達の大事な財産なのだから。
次回daialy~