4つ目の価値ー建築家・パッシブ
私が衝撃を受けたのが6年前、今までICと私でプランニングをしていましたが1つのプランをみて間違いにきずかされました。
まず、打ち合わせを進めていく中でのヒアリング力、そしてプラン提案のプレゼン資料、どれをとっても私たちがやっていた事とは全く別の次元のものだった。
そんなプランや打ち合わせを沢山見ていく中で、やはり「餅は、餅屋」笑、だなと改めて知ることとなりました。
「カッコイイ」、だけでなくしっかりと理由付けされているプランはお客さんが納得するのもわかる気がします。
今までは「かっこよければいい」「ここに窓を付ければオシャレになるね」南側だから大きな窓を付けよう、そう言った事でプラン提案していた自分が恥ずかしくなりました。
さらにパッシブの考え方を見える化する事により、住宅に囲まれた土地や狭小地、変形地と言った土地でも住む前からイメージしやすくなっています。
私がよくお話のときたとえにさせていただく事が建築家は、町のお医者さんのような存在ですよ。
その人にあった処方の仕方や、内科、外科医、耳鼻科といった専門の病院があるように建築設計にも専門があると思います。
自分達にあった設計者と打ち合わせしていくことで、自分達の理想の家になるのではないでしょうか。
建築家の選択肢=理想のお家づくり
そういった選択肢は「価値」ではないでしょうか
ただ言われた間取りをスケッチしていくだけが設計だろうか。
箱を組み合わせただけが設計といえるのだろうか。
1人1人皆、毎日違う生活を送っているはず、そんな毎日の何気ない行動パターンから動線を導き出し、理想以上の提案を出してくれるのが建築家だと思う。
だから毎回新しい作品に出会える事が私は楽しみで仕方ない。
次回daialy~