モデルハウス
ホテルライクな平屋
広島県福山市
REC HOUSE × 建築家:長谷部 勉
建築面積
延床面積: 131.25㎡(39.7坪)
敷地面積: 226.27㎡(68.45坪)
断熱/気密性能値
UA値: W/㎡・K
C値: 0.4㎠/㎡
モデルハウスコンセプト
かつては福山市のベッドタウンであった神辺町に建てる平屋のモデルハウスである。
平屋の良さはなんといっても、庭と直接繋がることであるが敷地周辺は市街化が進んでいたこともあり、素朴にそれを実践すると住宅に必要なプライバシーが確保し難くなるといった状況であった。
そこで、外部の空隙(くうげき:隙間のこと)を活かした平屋として計画を進めるのではなく、モデルハウスの内部に空隙を作り、内部空間をつなげるという方法を試みた。
地表に存在していたエレメントを抽出し、注意深く観察しながら領域を獲得していくような空間取得方法の模索なのである。
主たる空隙は日照を考慮し、中庭という形で南側に設けることとした。
そして、リビングや主寝室は中庭と繋がるようなレイアウトにすることで明るさや静寂さを担保させた。
また、その他の部屋も様々な空隙とつなげることで多様な場所と風景を横断し、空隙と暮らしが共に成長するといった設計を目指した。
空際は庭あるいはテラスとなり、内部空間と絡まり合うことで、ここでの生活に様々な変化を与え、風景の差異をシークエンスとして統合し、体験化することになるであろう。
建築が人間と自然の関係を固定する事なく媒介し、移ろい続ける自然の影響を受けながら、絶えず変化するといった創造的な暮らしこそがこれからの家に必要なことだと信じている。
それが、今回のモデルハウス「ホテルライクな平屋」を建築するにあたっての建築家からのコンセプト。
REC HOUSEモデルハウス × 建築家
外部の空隙、日照時間を取り入れた設計。
南側に配置した中庭を中心に沿うようにレイアウトされた、リビング、玄関、主寝室は取り入れる日光の量を考慮した設計、そして移りゆく室内から景色。
ホテルライクに込められたモデルハウスの空間デザイン
空隙を活用したエントランス空間から始まり
並んで使える洗面スペースや間接照明、ストーン調のアクセントクロスを使用したキッチンスペースなど、非日常を感じるホテルライクな演出を多用することで、ワンランクアップしたような日常を楽しめます。
建築家 長谷部 勉
works
施工事例:広島県 MH
施工事例:千葉県
施工事例:東京都