福山市内でも、様々なハウスメーカーや工務店から「これからは高性能住宅ですよ!」と説明を受けることが増えています。
弊社レックハウスでも、高性能に特化した家づくりを行なってますね。
今回は、高性能住宅の建築に求められる「気密性の基準値」について
解説しようと思います。
高性能住宅の建築に求められる気密性の基準値は、国や地域によって異なる場合があります。気密性は一般的に「C値」という指標で評価されます。
C値は、地域や国によって異なる可能性があるため、具体的な基準は該当する地域や法令に従う必要がありますが今回は、一般的な気密性の基準値の例として解説していきます。
高性能住宅におけるC値の基準
日本ではC値の基準値を一般的な評価基準としています。 C値とは気密性を評価する指標で、一般的に高性能住宅を対象とした気密性基準はC値(0.6)以下が求められ建築物の外皮(壁、屋根、窓、ドアなど)の気密性がいかに高いかを高性能住宅の基準として話をすることが多いです。C値は値が低いほど気密性が高く、エネルギー効率が向上します。
※地域やプログラムによって基準は異なるため、詳細は建築基準や補助金プログラムを確認する必要があります。
レックハウス新築のC値基準
レックハウスでは、高性能住宅を標準と考えているので新築時の基準を 0.5 (㎠/㎡)程度 としています。高性能住宅の基準値を上回る基準値を標準と考えるのは経年劣化などを踏まえた上で長期的に高性能を保つことができる快適な住まいをご提供するためです。
その数値を維持、実現するためには自社の施工技術を向上させ続ける必要があるため、自社大工にこだわり日々職人の技術向上に向けた取り組みを行なっております。
世界的な高性能住宅についての基準を紹介
・Passive House Standard(パッシブハウス基準)
パッシブハウスは、高性能住宅の国際的な標準スタイルの一つで非常に厳格な気密性基準を持っており、気密性基準は通常0.6 ACH(1時間あたりのエアチェンジ数、Air Changes per Hour)以下とされています。
・LEED認証(リーダーシップ・イン・エネルギー・アンド・エンバイロンメンタル・デザイン)
LEED認証は、持続可能な建築を評価する国際的な評価システムで「気密性」も評価の一要素となっております。LEED認証の気密性基準は、プロジェクトの種類やレベルによって異なります。
目標に合った気密性を確保する計画は建築家と
家づくりにおいて、地域や国の規制に合わせて気密性を適切に設計・実施することが重要です。
建築家や建築プロフェッショナルと協力し、目標に合った気密性を確保する計画を立てることが推奨されます。
持続可能な家づくりを目指し、未来を見据えた家づくり
国際的に様々基準が登場している背景として、持続可能な世界を作る「SDGs」の考えが大切になっているように思います。
ただ建てるだけではなく、これからは住まう方の住環境に加えて、自然環境にも考慮した家づくりが必要になっています。
レックハウスでも、国際的な建築基準にもいち早く対応できるよう様々な取り組みを行なっております。
家づくりを検討中の方で、高性能な住宅に興味のある方はお気軽にご相談ください。