FUKUYAMA BASE (フクヤマベース)
福山市にもたくさんの住宅会社が存在する。
工務店、ハウスメーカー、設計事務所、そんな沢山ある中から自分にあった家を考えていかなければならない。
10社見に行く人、1社で決める人その選択方法は皆それぞれだろう。
見た目で選ぶのか?金額で選ぶのか?人で選んでしまうのか?ただ自分たちが30年、40年安心して快適に暮らしていける家づくりかどうかが大事ではないでしょうか。
その次に意匠性やこれからの暮らし方を一緒に考えてくれる人と家づくりをすべきだと思う。
普段はライバル同士の工務店3社で集まって始めたプロジェクト「FUKUYAMA BASE」
最初のきっかけは何気ない一言でした。「3社で地元を盛り上げよう」
お互いの個性を活かした平屋のモデルハウスを建築し、その分譲地で毎月一緒にイベントを開催することにより盛り上がるのではないかとスタートした。
当時はコロナの時期で後半ではあったが、まだまだ皆出ていく事に慎重になっている中不安もあったが合同で棟上げをし、地元の子供たちに声をかけて餅投げをしました。
子供達も外に出て遊ぶことが制限されていたのが開放された事もあり沢山の方に参加してもらえ、テレビにもとりあげてもらえ、なかなかいいスタートがきれました。
最初の頃は1日100組以上集まるイベントになり、キッチンカーを呼んでマルシェをしたり、夏はお祭りをして地元をもりあげ、頑張りました。
その成果もあり平屋で検討されるお客さんが増えてきて、今では半分近い方がレックハウスで平屋で検討してくださいます。
今でもレックハウスの平屋モデルでもある「中庭のある平屋」に沢山の方に見学に来ていただいています。
建物の費用の高騰もあり、なかなか自分達の予算の中で理想の家づくりが難しくなってきているが、無理をすることなくいつか住んでみたいと思えるような住宅提案ができれば理想です。
そんな全く別のコンセプトをもっている3社だからこそ今だに一緒にできているのだと思う。
お互いに地元の福山を盛り上げたい気持ちでスタートし、もう4年になります。今では色々なマルシェイベントイベントに自分達が参加し出店して、タイルアートをしています。
まずは自分達の事を知ってもらうことが大事だと思うから、1社ではできなくても、3社だったらできることもある。この活動も私のモチベーションになっているのだと思う。
家を建てる事だけが仕事ではなく、関わる全ての人達に楽しんでもらい、地元が盛り上げていくことができればと思っている。
なかなか住宅の営業となると、お客さんにとっては人生で一番高い買い物をしてもらう為、信頼関係が必要となる。
神辺の川北でのイベントは、今では沢山の新築が建ち場所の問題でやってはないが、福山のイベントにも参加していることもあるので見かけた是非。
次回diary~