全棟実施 C値0.5以下
皆さんこんにちは、本日のdiaryは先日現場で気密測定を行いました。その気密測定についてお話ししたいと思います。
気密測定がいかに大事な測定か皆さん知っていますか?
気密測定とは、建物に隙間がどれだけあるかを測定し、建物の気密性能を示すC値を算出するものです。
C値は、建物の隙間面積を延べ面積で割った値で、C値が少ないほど気密が高いとされています。
一般的に高気密住宅では、C値が1.0㎠/㎡以下を目指す事が多いですが、レックハウスの平均値は0.3㎠/㎡以下になる事が多いです。
気密測定の目的
・気密性能の確認
・高気密住宅の実現
・省エネ効果の向上
・快適な住環境の実現
気密測定の方法
1 測定器の準備・逆風機、圧力計、流量計などの測定器を準備する。
2 測定場所の選定・測定に最適な窓を選定します。
3 測定器の設置・窓に測定器を設置し送風機と本体をチューブで接続します。
4 換気口のシーリング・住宅内の換気口を養生テープで目張りします。
5 窓やドアの確認・窓やドアが閉まっている事を確認します。
6 測定の実施・測定器を稼働させ気密測定を行います。
測定のタイミング
通常、建築中に1回行うことが多い。
天井、壁、床の断熱(気密)工事が終わった後内部施工(石膏ボード、クロスを貼る)前に測定するのが効率的である。
気密測定のメリット
・省エネ、快適性、健康価値の向上。
気密測定を行う際はちゃんと資格を持った信頼できる業者に依頼し、測定結果を基に適切な対策を講じる事が重要です。
ただ、間違ってはいけないのが気密の事をしっかりと理解している職人(大工)にお願いすることが大事で、気密は現場での実測を基に出る数字なので、机の上での計算でどうにかなるものではないという事を。
次回diary~