皆さんこんにちは、本日のdaialyは先日の地鎮祭について少しお話しさせて頂きます。
地鎮祭と聞いて皆さんピンときますか？家づくりを経験された方は知っていると思いますが、これから家づくりを検討中の方にとっては聞きなれない言葉だと思います。
なぜ地鎮祭をするのか、地鎮祭は必要なのかを含めてお話しをさせて頂きます。
地鎮祭とは建物の新築や土木工事の起工の際などに土地の神様に、工事の無事進行、完了と土地、建物が末永く安全であることを祈願する為のお祭り。
「じまつり」などとも呼ばれ、国工の守護神である大地主神（おおことぬしのかみ）とその地域の神様である産土神（うぶすなのかみ）またその土地の神々の総称である「此の地を宇志波伎坐大神等」（このところをうしはきますおおかみたち）をお祀りします。
日本の伝統に基づく儀式の流れ
地鎮祭は地域によりお祭りの仕方が異なる場合もありますが、基本的な流れは神社の祭儀とほぼ同様です。
その中でも特徴的なこととして、3つの行事が挙げられます。
１・祓い（はらい）の行事
四方祓い（しほうはらい）の儀と言い、祭場四方の敷地を大麻（おおぬさ）で祓ったり、半紙と麻を切って作った切麻（きりぬさ）などを撒き、祓い清めます。
２・起工の行事
刈初（かりぞめ）の儀・穿初（うがちぞめ）の儀と言い、施主・施工者が忌鎌（いみかま）・忌鍬（いみくわ）・忌鋤（いみすき）などにより、草を刈り、地を掘る所作を行い、神様に工事の開始を奉告します。
３・供物の行事
鎮物（しずめもの）埋納の儀と言い、神霊を鎮めるために鎮物の品を捧げ、工事の無事安全を祈念します。
土地の神に敬意をはらい、使用の許しを得て、工事の安全と生活の平安を祈願するというお祭りは、まさに日本人の生活習慣における伝統や信仰に基づいたものといえるだろう。
最近では、やらない方も増えてきている中、必ずしもやらないといけない決まりはない。
次回daialy～
